子供にとってのごちそう ~パズル感覚の献立づくり~

いつもお読みいただき
ありがとうございます。

「長期戦になって来た
すごもり生活・・・。
毎日の献立作りに困ってます(´・ω・`) 」

先日見かけた投稿です。
食事の準備に調理、
そして片付け。

朝ごはんが終わり、
洗濯とか家事が
一段落して、
”はあ、ちょっと休憩”とか
思っていると・・・。

お子さんのいるおうちなら
「お腹すいた! 」って
子供が言いだす時もあるかも😅

時計をチェックしたら
お昼ちょっと前。

”おやつを食べていいって
言うと
ご飯食べないし・・・。”

食事とおやつのタイミング、
すごく難しいですよね。

でも、そこから
”あー、お昼ご飯何にしよう? ”
とか考えると
うんざりした気分に・・・。

それは、
午後も繰り返される
かもしれません。
3時のおやつと夕飯で・・・。

そこで
献立たてるのが面倒な時、
献立名を考えるのではなく
パズルみたいに
いろんなピースを
組み合わせて
考えみるのはいかがですか?

ピースになるのは
食材、和洋中の調味料や
調理法、アクセントになる
食材などです。
どのピースから
選び始めてもok!

【メインの食材】
肉・魚・卵・
大豆製品などのどれを選びますか?
冷蔵庫の中にあるのは?
期限切れしそうなものは?
家族の好物は?

いろんな選択肢から
1つか2つを選びましょう🎵

主菜+汁物で行くか。
主菜+副菜+汁物で行くか。
もちろん
他の組み合わせもありです😉

【和洋中】
和食・中華・洋食のどれ?

〈和食の時〉
下の調味料を使い
煮物や焼き物などの
調理法を決めたらOK!
(他にも蒸し物や揚げ物なども
もちろん、ありです!)

下味が必要なものなら
お酒と塩で大抵は大丈夫♪

食材の臭みをとりたい時は
牛乳に浸すなど一手間かけると
おいしくいただけますね。

炒める時などは、
ごく弱火で
刻んだにんにくか
油はねに気を付ければ
チューブのにんにくで
オイルに香りづけしたらOK。

加熱中や仕上げに
ハーブの葉などを足すと
オシャレな雰囲気になりますね。

〈中華〉
めんどくさそうだけど
調味料の配合だけで
意外と短時間で出来るのが
中華料理!

コチジャンはないですが、
上の調味料があれば
食材の組み合わせと
味付けで
中華風の大抵のものは
出来ると思います。

野菜炒めやチャーハンも
オイスターソースを
加えると深みが出るので
おすすめです。

油を使った調理の時は、
ごま油に、
刻みにんにくとしょうが、
小口切りのネギを加え
弱火で香りづけしたら
それだけで中華風です。

ちょっとした味付けなどに
スープの素を使っても
味が広がり楽しめます。

面白い所では
マジックソルトや
粒マスタードなどの利用。
淡泊な鶏肉や白身魚などの
アクセントとして
使うのもおすすめです。

DSC_0472

塩こんぶは、
これから使ってみようかと
思っているもの。
パスタとか、
あえ物などに
活躍してくれそう。
(塩分が気になりますが。)

ただ、いろいろ揃えると
お金がかかるし
使いこなせないと
結局捨てちゃって
無駄になっちゃうので
気をつけてくださいね。
(私も時々やってました😅)

でも…
そもそも献立って、
そんなに
悩まなければならない
大変なものかなって
ちょっと思います。

だってね、
家庭科の授業で
献立の話になると
ほとんどの子供達が
自分の家の自慢料理を
とてもうれしそうに
教えてくれます✨

すっごいご馳走とか
立派な料理とかでなく
ごくごく普通のもの。

子供達にとっての
最大のご馳走は
家族で過ごす
楽しい“食卓の団らん”
なのかもしれません。

自分が子育てしている時
私は自分の事を
まるで
“どぶねずみ”みたいだと
感じていた時があります。

毎日毎日
狭いマンションの部屋を
はいまわり、
食事の世話と洗濯、
掃除に明け暮れて
自分の時間など
全く取れない生活。

自分が自分で
なくなる感覚。

家庭科講師という仕事柄、
食事も育児も
ちゃんとしなきゃと
自分で自分を追い込んで
子供達と
食事を楽しむ余裕なんて
みじんもなかった😞

今、もしかしたら、
似たように
追い込まれた気持ちを
抱えている親御さん達が
いるかもしれません。

でも今ね、
手がかかっている
子供さん達は
やがて成長して
親御さん方の
とても心強い支えと
なってくれます。

それは
子供を社会に送り出した
私も痛感しているし
私と同世代の友人たちも
みんな言っている事です。

子供達は
親御さんからの愛情を
食事などいろいろな所から
キャッチし
心の糧にしているのだと
思います。

毎日、日替わりの
立派な料理でなくても
家族が揃い
美味しい笑顔で
食卓を囲めば
それが何よりの
ご馳走かと思います🍀

すごもり生活が長くなると
ストレスや疲労が
たまってくるかもしれません。

日々の暮らしの中での
お子さん方の成長は
見えにくいかしれませんが
時間は確実にすぎていて
毎日少しずつ
何かを経験し学びながら
大きくなっていると思います。

食事作りなどが
過度な負担にならず
少しでも
ご家族みなさんにとって
気持ちいい時間が
流れる事を願っています。

(ここでの献立作成の内容は
家庭科の常道とは
はずれていますが
どなたかのお役に立てれば
幸いです。)

《おわり》

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