子供達の声に出せない想いは…

いつもお読みいただき

ありがとうございます。

 

「誰かに聞いて欲しい!」

「自分の声で伝えたい!」

「私がいる事を知って欲しい!」

ステイホームで

誰とも合わない日が続いた時

心から感じていた事です。

ZOOMなどで

セミナーや読書会に

参加させてもらうようになり

人の顔を見て

話が出来る幸せを痛感しました

でも慣れてくると…

こんな事を感じた事は

ありませんでしたか?

・もっと私の話をしたい。

・もっと講師以外の人と

 会話をしたい。

・もっと自由に自分の

 考えや意見を伝えたい。

そう思った自分がいた事に

気が付いた時、

思い出した光景があります!!

中学生の

家庭科の授業時間✨

家庭科は身近な生活が

テーマなので

ちょっと何かを話すと

すぐに

生徒達のおしゃべりが

始まってしまいます…。

自分の家の事を

友達に知って欲しい!

自分の考えや知っている事を

伝えたい!

他のクラスの子達が

どう思っているか知りたい!

いろんな想いが

声となってあふれます。

小さい声での雑談が

クラス全体に広がって

大変になる事もありました。

(年の功で何とかしますがウインク)

そんな時

”授業中です。静かに!”

なんて事は

ほとんど

言いませんでしたが、

生徒達の声を拾って

リアクションをしていくと

なかなか進めずに

困ったものでした。

(うれしい悲鳴だったの

 かもしれません)

それを思い出した時、

今、家にいる子供達は

大丈夫だろうか?

窮屈に感じている

かもしれない家の中で

学校で見せていたような

くったくのないおしゃべりや

楽し気な会話は

出来ているのだろうか?

さらに…

学校が再開しても

大声でしゃべれず

マスク着用が義務になる

学校生活はどうなんだろう?

本当なら

大きな声で

思いっきり話したい事や

聞きたい事や

聞いて欲しい事が

あるだろうに

それは出来るのだろうか?

そんな事を思ってしまいました。

大人でも不安や不満で

大声を出したい気持ちに

なる事があるのに…

声に出せない

声にならない

そんな想いを抱え込んで

そんな気持ちをしまい込んで

しまっている子供達が

いるのかもしれません。

そんな子供達に出来る事は

何だろう?

家庭科で一番楽しみに

してくれる調理実習も出来ない😢

グループワークは

透明のアクリル板で仕切られて

小さな声でしなければならないショボーン

”出口戦略”など

ステイホーム明けに向かう

言葉を聞くと

うれしさより

胸の中に不安がわきおこってくるのは

そのためかもしれません。

多分、ご家庭でも

お子さん達の心理状態や

内面の変化などを

心配されているのではないかと思います。

(どんどん変わっていくイメージ)


そして、

子供達自身も

自分の気持ちや心持ちを

うまく表現できないかもしれません。

そんな時、

声に出せない想いに

声にならない気持ちに

どう

寄り添えばいいのでしょう?

私が

子育て期に

やってしまった失敗は…

・子供から悩みやしんどさを

 無理やり聞き出す。

・自分が考えた解決策を

 押し付け、無理にやらせる。

・”一件落着”に無理に

 持っていく。

最後は

「私って、なんていい母親音譜」

と自画自賛。

なんていう

とんでもない勘違い行動を

してしまっていた事です。

その後

ぎくしゃくした親子関係を

何とかしようと

コーチングを習い…

自分のしていた事が

子供達の気持ちを無視した

とんでもない事だったと

知りましたガーン

本当に子供達には

申し訳ない事をしたと

今でも思っています。

声に出せない想いを

持っているかもしれない

子供達に対して

まわりの大人が出来る事は

何なのでしょう?

・何も言わずに

 そっと寄り添う。

・いつでも話を聞ける

 ようにしておく。

・それとなく気遣う。

いろいろな事が出来そうです。

(ただし、大人にも

 余裕が必要ですが…。)

ステイホームが

当たり前になる前は

大人も子供も忙しく

たとえ家の中でも

お互いを

ゆっくりと気遣い合う時間は

取りにくかったのかもしれません。

自粛明けの生活が

どう変わっていくかは

分かりませんが、

子供達の想いも

大人の気持ちも

それぞれ大切にされる

社会になって欲しいと

心から思います。

【終わり】

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