未来を思い描く力「これからの人生設計に必要なもの」

いつもお読みいただき
ありがとうございます。

この時期
学校再開で
元気におうちを出ていく
お子さん達の様子を見て
ほっとされている親御さんも
多いのではないかと思います。

教育格差

雇用問題

先行き不透明な経済

アメリカなどでの暴動

食料問題

書き出したら
きりがない程
不安要素はたくさんあります。

そんな中で
元気におうちを後にする
お子さん達の背中を
見ながら
みなさんは
これからの未来を
どう描いていらっしゃいますか?

・授業も始まったし大丈夫?

・以前に近い生活に戻るだろうし
 なるようになる?

・数か月後さえ分からないのに
 考えてもしょうがない?

いろんなお考えがあると
思います。


いつも興味深く思うのは、
家庭科で自分達の
“未来のイメージ゛を聞くと
見事に違う意見が
子供達から
出て来る事です。

・楽観的
・悲観的
・無関心
・希望
・社会貢献

個人の人生での成功から
社会のための使命まで
それはもう
全く異なる考えの数々。

私は講師なので
今まで10校程、
通信制から進学校まで
いろんな学校で授業を
してきましたが、
どこに行っても同じです。

おそらく…

おうちの方の影響や
周囲の人達との関わりが
本人の持つ
価値観や人生観が
反映されていると思うんです。

だとするならば…

今の時期、
大人達が描く未来は
どんなものである事が
子供達にとっては
望ましいのでしょうか?

これが
家庭科の授業になると
とても迷います。

なぜなら…

・きれい事は言えない!
(高校生なので現状は
よく知っています)

・無責任な事は言えない!
(情報収集力は
高校生の方が勝る場合があります)

・失望感や虚無感を持って
 欲しくはない!
(彼らの人生はこれから
80年以上続きます)

今週からの
「人生について考える」
がテーマの
授業準備をしていた時
先日受けた講座を
思い出しました。

”コラージュ”が
テーマの講座で
自分のイメージする未来を
画像で探す時間がありました。

オンラインでの
”耳だけ”受講で
仕事をしながらだったのですが…
「画像探し」だけはしたい!と
やってみました。

私の未来のイメージは
こんな感じです。

・本で子供達が幸せのヒントを
 手に入れていく未来。

・子供達が
 暮しのスキルを身につけて
 自分らしい生活スタイルを
 楽しめる未来

・子供達がモニター越しの
文字や情報を基盤の
 コミュニケーションでも
 自分らしさを大切に出来る未来。

なぜか、全部女の子が
出て来るんですがね。。

やっぱり
今まで家庭科で関わって来た
卒業生達がママ(やパパ)になり
どうしているかなっていう心配と
子育てを楽しんで欲しいなという
希望からかもしれません。

この画像探しは
”実現したい未来”というのが
とても大切になると
教わりました。

だとすると…

現状が不安だらけだったり
先行きが全く見えなかったり
投げ出したくなるような気持ち
だったとしても

自分がこうなりたいという
”未来を思い描く”事は
これからの人生を考える時に
とても大切な事なのかもしれません。

頭の中だけで
思い描いても
画像を保存しても
やり方は様々です。

思い描く事自体は
自分の自由だし
誰からも何の制約も
ありません。

もちろん
夢のような未来を
思い描いたからといって
物事が
そんなにうまく行く保証は
どこにもありません。

ただ、
人間には
どんな時でも
限りない力があって
思い描く事を
実現出来る可能性は
みんなが持っていると
信じたいと思います。

さあ
皆さんはどんな未来を
思い描きますか?

そのイメージは何色?
誰かが出てきますか?
どんな場所でどんな時間?
それとも何かのオブジェ?

もし、ニューノーマルに
少しだけ疲れてしまっていたら
自分らしい未来をイメージ
してみませんか?

それが、きっと
これからの人生設計を
支えてくれるビジョンとなると
思います。

〈終わり〉

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