10代の子の子育て

10代の子の子育て

「10代の子ども達が
これからの時代を生きていくために
子ども達にはどんな事が
必要なのだろう?」
そんな事を考えてしまう事は
ありませんか?

「今の時代を生きる10代の子ども達が
これから、どんな状況の中で過ごし
その子ども達と親として
どう接していけばいいのだろう?」
そんな思いを抱えている方も
いるかもしれません。

今は子ども達が家庭で育つ期間、
何かを学ぶ場も学び方も
家庭での躾や教育方針なども
本当に多様で選択肢が広がりました。

今を生きる子ども達が
未来を生きていくために
一体どんな力を
身に付けていけばいいのでしょうか?

子どもをめぐる状況は?

今、時代は大きなうねりの中で
大きく変化し続けています。
先行きの見通しが立たない中でも
子ども達は日々成長し、
これからの時代を生きるために
いろいろな事を体験し学び
身に付けています。

特に10代の子ども達は
感性が鋭く
いい意味でも悪い意味でも純粋で
周りの環境に大きな影響を
受けやすい時期かと思います。

親に対しては反抗的だったり
かたくなに見える態度を
とっている子ども達も
自分が心を開いた相手に対しては
驚く程の信頼をよせ
とても好意的に
コミュケーションをとり
いろいろな事を実践する子も見られます。

25年以上の長い期間
家庭科を担当しながら
底辺校と言われる高校から
中高一貫の超進学校まで
いろいろな学校現場で
子ども達を見て来て
並行して自身の子供達の
子育てをしてきた経験から
10代の子ども達の事は
たくさん見聞きして来ました。

昨年はコロナ下で
初めてのオンライン授業を経験したり
マスクが必須の実習を担当したりしながら
子どもをめぐる状況の変化を
目の当たりにして来ました。

学校は2021年の3月に家庭の
事情で退職しましたが
それまでの経験などから
子ども達を取り巻く環境が
厳しくなっている事を痛感します。

・教室内でのびのびと過ごしにくい
・授業中に自由に発言がしにくい
・話をしたり体を動かしたりする事への
制限が大きくストレスがたまりがち
・コロナ下で一人で取り組む課題が増え
学習の楽しさを感じにくい
・先行きが不透明で未来に希望を
感じにくい
・マスクにより表情が隠れている分
顔の筋肉などを動かす量が減ってしまい
表情が乏しくなって来ている
・情報が氾濫していて子ども自身が
どんな情報にアクセスするかで
生活が大きく変化する等

その子どもをめぐる状況の変化を
上げ始めるときりがないかもしれません。

子どもとの接し方は?

今の10代子ども達を育てている
親御さん達の育った時代と
今は多分親御さんが思っている以上に
大きく変わっていて
子ども達が未来を生きていくために
どんな事を経験し
学んでいけばいいのかは
これまでの常識では
はかり切れない所があります。

さらに学びの内容だけでなく
学びの場もスタイルもすべてが
絶え間なくアップデートされていき
一昔前では考えられないような
進化を遂げています。

その状況の中では
子ども達に関わる
親御さんを含めた大人達も
変わらざるを得ないのだろうと思います。

自分の頭で考える事が出来る

自分から自主的に行動出来る

自分らしさを表現出来る

新しい時代を生きる
子どもの理想の姿として
上の3つの事などが言われています。

子どもとの接し方も
教え導くから子どもの主体性を大切に寄り添い歩むという方向への変化が見られます。

こう見てくると

「親は子どもの手本となる」
「親の背中を子どもに見せる」
「親が正しい方向に子どもを導く」

などの従来の考え方が強すぎると
どうしても親主導の子育てになりがちで
時代と逆行してしまうかもしれません。
さらに
子ども達の自主性や主体性を
伸ばす機会を奪い
”自分で考える力”を育む機会が
損なわれていく事も考えられます。

時代は変化しても
10代の子ども達には
その子それぞれに「未来を生きる力」は
今までよりもっと必要となり
自分の子どもの「力」を育て
社会に送りだしていく事は
親の大切な役目となります。

未来を生きるために不可欠な力とは?

では子ども達にはどんな事を
身に付けていく事が
求められるのでしょうか?

一説には下のような
「非認知能力」を身に付ける
必要性があると聞きます。

*非認知能力

(テストなどの数値では測れない能力の事)
・問題解決能力
・計画性
・柔軟性
・レジリエンス(心の回復力)
・グリッド(やり抜く力)
・セルフコントロール(自制心)等

これらは当然
家庭だけで身につく力ではなく
10代の子ども達がそれぞれに
関わっている学校や学びの場で
いろいろな授業や実習、ワークなどに
機会を通して身に付け
それぞれの子どものペースで
育んでいくものだろうと思います。

10代の子を持つ親に出来る事

その中で親御さんに出来る事は
どんな事でしょう?
「何を考えているか分からない」と
感じる事もある10代の子ども達と
安心して向き合い
彼らを家庭でサポートしていくために
どうすればいいのでしょう?

10代の子は小学校高学年から
中学生、高校生、大学生
ご家庭によっては中学を卒業し
社会人になっているお子さんも
いらっしゃるかもしれない程
とても広い年齢層の子ども達です。

そして家庭も様々。
Natural-Seedでは
SNSを通して主に10代のお子様を
お持ちを親御さんを対象に
家庭での生き方のアイデア
親子関係などのアイデアを
お届け出来ればと思っています。

”Natural-Seed”は
野生のタネという意味を持ちます。
このサイトでの情報やアイデアのシェアが
子ども達が生まれ持つ個性や
その子らしさのタネを大切に育て
心地よく自分らしい人生を送り
少しでも人に優しい社会になるために
お役に立てれば幸いです。

SNSにつきましては
下記のサイトから
ご覧いただけます。
https://lit.link/sawanaturalseed

お読みいただきありがとうございました。
〈終わり〉

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