8月のオンラインカフェ報告(家庭科の先生方への情報シェア)

みらい家庭科ラボ主催の定期開催
オンラインカフェを8月13日(日)
10-11時に開催しました。

今回のカフェでは冒頭でスタッフ木村が
編集協力をした本の紹介を
させていただきました。
「16歳からのライフシフト」という本ですが
この本は家庭科の人生設計分野などに
とても役立つ本かと思います。
おすすめの1冊です。
amazonのサイトはこちらから。

https://amzn.asia/d/1wr3S5X

スタッフトークの後の話題提供の時間は
「最新ネットトラブル」について
ラボのスタッフ布村が
消費生活アドバイザー研修で得た
若年層のネットに関わる
消費者トラブルについて
簡単に説明させていただきました。
キーワード例は以下の通りです。


ラボのスタッフ布村が
個人的にリサーチして
インスタグラムにアップしていた
消費者トラブルの美容などについての
トラブルは下記のようなものです。
高校卒業後、
こういうトラブルに巻き込まれる若年層が
増えているようです。

その後のカフェタイムでは
ご参加の皆様からいただいた話題について
意見やアイデア交換をしていきました。

今回のカフェでは、
ホームプロジェクトと探究学習の関係性や
ホームプロジェクト自体の
意義の時代に合わせた見直し、
家庭科自体のこれからの在り方など、
家庭科教育の本質に迫るような話が
出来たのではないかと思います。

また被服実習の教材の準備について、
家庭で用意していただく場合に
気を付けたい事、
実習で扱う作品への付加価値づけなど
とても興味深いアイデアもシェア出来ました。

付加価値づけの例としては
「対話を促す被服作品」という事で
被服実習で製作する作品に
家族の思い出の服などから
ボタンやハギレ、ポケットなどの一部などを
取り入れるというアイデアです。

この作業を通して児童生徒にとっては
次のような利点が考えられます。
・作品が完成した後に作品を通して
 家族の対話が促される。
・古着から取ったボタンやポケットやハギレなどを
 別の作品に装飾として活用する事でリサイクルの
 体験が出来る。
・古着を分解するという体験を通して服の構成に
 興味関心が持てる。
・服を構成する素材に目が向く事で
 古着をゴミとして処分する時の
 分別の複雑さに気が付く事が出来る。
・自分の家の中に
 死蔵品や退蔵品と呼ばれる
 ほとんど活用されていない服が
 ある事に気づけば
 これからの衣服の購入の
 視点の変化が期待できる。

これらの観点から
サスティナブルな服についての考察や
そしてSDGsと関連させた
学習への展開も考えられます。

オンラインカフェでは、
その時々に合わせて
いろいろな話題について
おしゃべりをしています。

お時間がございましたら
ぜひオンラインカフェに
参加してみて下さいね。
9月のオンラインカフェの詳細は
こちらからご覧いただけます。

https://online-cafe-lab202309.peatix.com/

お読みいただきありがとうございました。
〈終わり〉
#家庭科
#みらい家庭科ラボ
#実習
#16歳からのライフシフト

〈終わり〉


関連記事

TOP